本当によかった

私は子供の頃に虐められたことがトラウマになってしまい、社会人になってからも人と上手く接することができずに苦労していました。

このことに関して友人に相談したら嫌なことの一つや二つは誰にでもあるから気にしない方が良いとアドバイスをしてもらったのですが、この苦しみを解決することができないためにお酒に走るようになって行きました。

そして気が付いたらアルコール中毒寸前の状態になってしまい、周りの人達に散々迷惑をかけてしまいました。

このままでは本当に行けないと思い私はインターネットで調べて東京にある病院の精神科で診てもらうことにしたのですが、口下手な私は先生に上手く説明することができるか不安でした。

ただ家で悩んでいても仕方がないと思い電話で予約をして病院に行ったのですが、精神科の先生は私みたいな人間を扱うのに慣れているらしく直ぐに私が言いたいことを理解してもらうことができました。

そして私の気持ちをよく理解してくれたので本当に助かったと思ったのですが、先生はお酒を止めないと大変なことになるので強い意志を持つようにと少し厳しめに私に言いました。

私は先生の言いたいことが直ぐに理解出来たのでお酒を止める努力をしたのですが、なかなか止めることができずに苦労しました。

先生はこれでは行けないので一週間程入院をすることを提案してきたので、私もそれを受け入れて少しの間病院に入院をしました。

精神科の病棟はあまり居心地の良いところではなかったのですが、一週間規則正しい生活を送ったおかげで大分調子が良くなりました。

そして退院後はお酒を飲まないでも済むようになったのですが、それでも精神的な辛さは治らないので今は二週間に一回カウンセリングを受けて帰りに薬をもらってそれを毎日飲むと言う生活を送っています。

そのおかげで精神的にも肉体的にも大分良くなったので、私は東京にある病院の精神科に通って本当に良かったと思っています。

最後の砦と思っていました

私が東京にある病院の精神科を受診したきっかけは、突然何とも言えない不安感に襲われ、冷汗やめまいなどの発作が出るようになった事です。

最初は体のどこかが悪いのかな?と思い、内科や脳神経外科を受診して検査を受けましたが、異常は見られませんでした。

悪い所が無くて良かったと安心した半面、やはり原因不明の体調不良は続きます。

次第に密室が苦手になり、毎日の通勤電車が悩みの種となりました。

電車に乗り込んでドアが閉まると、急に胸がドキドキして冷や汗が出てくるのです。

さらにクラクラと眩暈がして立っていられないため、停車駅で下車してしばらく休憩しなければいけません。

そんな事を繰り返す訳ですから、当然会社にも遅刻してしまい、たくさんの人に迷惑をかけていました。

母にその状況を話すと、「それは精神的なものじゃないの?」と精神科へ行く事を勧められました。

正直なところ、精神科を受診するのは特別な人といったイメージを持っていたため、自分が受診しなければいけないのはショックでした。

なるべく人に知られたくない、見られたくないという思いが強く、なるべく自宅や会社から離れた病院を探しました。

殺伐とした殺風景な病院だろうなと思っていましたが、普通の自宅のような、アットホームな雰囲気の建物でした。

中に入ると静かな音楽が流れており、ほんのりと優しい香りに気持ちが落ち着きました。

完全予約制で他の患者さんと遭遇する事のないよう配慮されていたのも良かったです。

医師は穏やかで話がしやすそうな雰囲気の方でした。

症状を説明すると、「それはパニック障害の可能性もある」と言われ、「この病気は焦ってはダメですよ。焦る事なく自分のペースで治療していきましょう。」と教えてもらいました。

服薬治療がメインですが、最初は副作用に苦しみましたが、今はその薬にも体が慣れて落ち着いてきました。

まだ完治はしていませんが、いつも「焦らないで良いからね」という言葉をかけてもらっているので、以前より確実に体の調子は良くなっています。

パニック障害についてだけではなく、日常のいろいろな愚痴を聞いてもらい、本当に信頼出来るお医者さんです。

当時29歳だった私は、学校で働いていました

2年ほど前に、夜なかなか眠ることができず、日中も心が落ち着かないということがありました。

自分なりにその原因を考えてみたところ、その頃会社で人事異動があり、大幅な異動が発表されました。

私自身に異動はありませんでしたが、配属していたセクション内は慌ただしい雰囲気にあふれていて、落ち着かない毎日を送らなければなりませんでした。

今まで通りの業務に加えて、新しく配属された人に仕事を教えるという業務が追加され、忙しさのため連日残業が発生していました。

人が変わることで、セクション内の雰囲気は以前とは変わってしまい、決して悪い雰囲気になったわけではありませんが、それでも慣れ親しんだ雰囲気から遠ざかってしまったことに、私は少なからず動揺していたのかもしれません。

まだ信頼関係が築けていない人たちとの仕事で、知らず知らずの内に神経をすり減らせてしまったのかもしれません。

私は自分でも気付かない間に、心のバランスを崩してしまいました。

夜ぐっすりと眠れないことで、なかなか体の疲れがとれず、翌日の仕事に影響するようになりました。

特に午前中は体がだるく、集中力がなくなってしまいました。

初歩的なミスを繰り返すようになってしまい、上司から叱責されてしまいました。

自分でもミスが許せず、上司の信頼を壊してしまったのではないかと不安になり、仕事中に動悸がすることもありました。

そのような状態になるとますます眠れなくなってしまい、すると翌日の仕事に集中できないという悪循環に陥り、このままの状態を見過ごしてはいけないと強く思い、精神科へ行くことを心に決めました。

私はネットの口コミで評価の高い精神科を調べ、東京にあるその病院へ行きました。

女性の医師が担当をしてくれて、私のまとまりのない話を丁寧に聞いてくれました。

現在の仕事の状況をどう感じているのかなど、何を不安に感じているのかを真摯に聞いてくれました。

そして睡眠導入剤を処方してもらい、眠れない悩みから開放されました。

病院のこと

大阪市立医学部付属病院は、電車で行くと天王寺駅からすぐで交通の便が良かったです。

体調が悪く、初めてのところで緊張して余計具合が悪くなりふらふらとしていたら
外来がとてもこんでいたので、発熱でふらふらしていたら看護師さんが声をかけてくれました。

看護師さが大丈夫ですか?と優しい声で言ってくれたので、急に安心してふらふらと倒れこんでしまいました。

目が覚めた時には、小さめのベットで寝ていて、点滴をしていました。

しばらくすると看護師さんと、医師がやってきて、とても丁寧な問診をしてくださいました。

色々話を聞いてくださり、色々これから検査をするといわれ、車いすに乗せて頂きレントゲン、採血を受けました。

検査室はどこも清潔で、検査を始める前もきちんとその意味や、検査の方法をわかりやすく説明してくれました。

検査室も待つことなくスムーズに通れました。

何か不安なことはないか等ちゃんと聞いてくれて、とても良い病院だと思いました。

車いすでずっと一緒にいてくださった介助の方も、とても親切で病院内を移動している中
私が不安にならないように、季節の話をしてくださったり、病院外来の話をしてくださったり
緊張することなく検査は終わりました。

検査結果の医師の説明も、とても分かりやすく、普通の病院では医者に質問するなど緊張してできませんでしたが
この病院の先生は、緊張することなく質問することができました。

点滴が終わるころにはだいぶ良くなり、介助なく歩くことができましたが介助の方は最後まで私に付き添って
くださいました。

会計の際、事務の方の対応も非常に親切でかかった費用の説明もきちんとしていただきました。

お会計の不安もなく、最後まで気持ちよく終わることができました。

病院の中はどこも清潔でお掃除が行き届いており、窓からは光が差し込み、職員のかたは笑顔で対応されており
とても印象のよい病院でした。

外来は広いですがわからないことがあってもパンフレットでちゃんと説明してくれました。