受診理由は、関節痛や倦怠感

大阪の芸能人がよく利用していることでも有名な、大阪市北区の北野病院を受診しました。

「ものすごく待つよ。

一日仕事になるよ」と近所の開業医から聞いていましたが、多くの患者さんが通院しているということは、良い病院だからだろうと期待して行きました。

受診理由は、関節痛や倦怠感です。

近所の開業医は膠原病を疑い、「専門医に診てもらった方が良い」と、膠原病科へ紹介状を貰って3か月待ちで受診しました。

朝食抜きで11時の予約でしたが、診察室に呼ばれたのは16時半でした。

医師は名札にレジデントと書いてあったので、まだ専門医ではないようです。

見た目は28歳くらいの、個人的な印象ですがチャライ感じの医師でした。

「とりあえず検査しましょう」という感じで、問診票だけ見て私に指一本触れることなく、採血と関節エコーの指示が出ました。

採血はその後すぐにできて、17時過ぎに病院を出ました。

関節エコーは1週間後でした。

1週間後にエコーを行い、さらに1週間後に検査結果を聞きました。

今度も4時間ほど待ちました。

またまた検査結果だけを見て、「様子を見ましょう」でした。

その後、ネットで見つけた大阪市中央区の膠原病専門のクリニックへ行きました。

問診票だけではなくいろいろと聞かれました。

関節の触診や爪を拡大鏡で見たり、聴診等された後、口の中を見せてと言われて「あーん」をすると、「パンやビスケットを食べる時に、飲み物がないと食べにくくない?」と聞かれました。

そう言えばと思い、「いつも、飲み物と一緒です」と答えました。

これが大きな決め手だったようです。

北野病院の問診票の「口が渇きますか」という問いには、自覚がなかったので「いいえ」に丸を付けたのですが、北野病院のレジデント医師も、口の中を見ていたら気づいたかもしれません。

問診票だけで診断しようとしたので気づかなかったのでしょう。

しかし、問診票で診断できるのなら医師は不要です。

コンピューターでOKです。

その後、クリニックの先生が非常勤で外来を担当されている医大で生検などの詳しい検査をして、シェーグレン症候群と診断されました。

現在は服薬治療で、症状は落ち着いています。